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バスコレ

2017年6月22日 (木)

バスコレDCCコラボ編

  バスコレの動力はボタン電池で走行するので、直接DCCで制御する事は出来ませんが、前回のバスコレセンサー編の実験で、マグネットを使って停車させる事が出来ました。

Photo_2

そこで、列車が駅に停車したらバスも停車させる事にしました。

Photo_3

マグネットはサーボデコーダで移動させます(上写真サーボホーンの位置に注目してください)。yaasanさんのOEMServoDecoderスケッチを借用しました。列車の停車はフォトセンサーを2個使えば車速を検出できますが、面倒なのでサーボデコーダのスケッチをアドレスマスク無しのファンクションデコーダに変更して、DCCコントローラのスピードステップパケットを受信する事にしました。

CVPair FactoryDefaultCVs [] =
{
  CV_MULTIFUNCTION_PRIMARY_ADDRESS, DECODER_ADDRESS},
  CV_ACCESSORY_DECODER_ADDRESS_MSB, 0},
  CV_29_CONFIG, 0b00000110},
  ...
};

void setup()
{
  ...
  Dcc.init( MAN_ID_DIY, 10, FLAGS_OUTPUT_ADDRESS_MODE, 0 ); // ID, Ver, Flags, Ops)
  ...
}

  フォトセンサーとサーボモータは、踏切アクチュエータ用に作ったスマイルエキスパンド基板に繋ぎました

//各種設定、宣言
...
#define PIN_SERVO2  12 // smile connector#1 /MISO
#define PIN_STOP  13 // smile connector#3 /SCL

注1:電流100mAのサーボモータを駆動すると、5Vレギュレータの損失(PD)は(12[v] - 5[v]) x 0.1[A] = 0.7Wです。エキスパンド基板ではPD1WのTA78M05を使って5Vにドロップしています。DCCで使うシリーズレギュレータは最大電流よりも最大許容損失が重要です。

  DCC速度パケットでスピードステップを受信して、フォトセンサーがオンの時スピード0なら停車と判断します。excec_Function()は全LOCアドレスに反応するのでファンクション9に逃がしてますが、notifyDccFunc()でアドレスチェックすれば不用意にサーボが動き出すのを防ぐ事が出来ます。

//DCC速度信号の受信によるイベント
extern void notifyDccSpeed( uint16_t Addr, uint8_t Speed, uint8_t ForwardDir, uint8_t MaxSpeed )
{
  gSpeedCmd = Speed;
  ...
}

void loop()
{
  ...
  if( (millis() - gPreviousL6) >= 100)
  {
    int Stopstat = digitalRead(PIN_STOP);
    if(Stopstat == HIGH && gSpeedCmd <= 1)
    {
      exec_function(9, 1);
    }
    else if(Stopstat == LOW && gSpeedCmd > 1)
    {
      exec_function(9, 0);
    }
    ...
   }
  ...
}

2017年5月 9日 (火)

バスコレセンサー編

  2mm厚の道路は調子が今一なので、今日はドイトへお買い物。1mm厚の硬質エンビ板を購入しました。100均と違って鉄線のサイズが揃っていたので細目の4.5mmもゲットです。鉄線は0.7mmのまま交換してませんが、調子は良好です。

   で、次のステップ自動停止ですが、なんだか再現性が無いような、動きに納得出来ずバス単体で確かめてみました。
Photo_3

  一寸分かりにくいですけど、点灯するLEDが替わります。磁石の極性で変わるそうですが、実験では道路中央側で停止、歩道寄りで加速・減速でした。極性を反対にした方が良いですね。
  当然ですが、道路裏に磁石を設置すると前輪が反応して方向が変わってしまいます。反発しない極性にして、真上を通過させればなんとか直進しますが、停止と加速どっちに転ぶかは運次第です。前輪の通過を待って停止させれば良いのですが、S88コントロール無しで済む予定が狂ってしまいました。こう言う問題を自在に解決できるのがDCCの強みですが、配線が増えるのが辛いところです。

2017年5月 8日 (月)

バスコレ道路編

  走行するには、先ず道路が必要です。100均へ部材の仕入れに行きました。

Photo_5

  透明のスチロール板しかなくて、0.3mm厚のシートで代替えしましたが、表面がつるつるで嫌な予感がします。誘導線に0.7mmのスチールワイヤー、あと停車実験用に6mm径のネオジム磁石も一緒にレジへ。

  市販の道路はC103とC140でファイントラックと一緒です。最初に作ったR50の急カーブではステアリングに負荷が掛かってスリップしたり、脱輪が頻発しました(下写真左)。

Photo_3Photo_4

  ベースの板厚も影響が大きいです。0.3mmでは前輪が吸い付いてしまい、2枚重ねにしましたが、カーブが急な事もあって失敗です。

  手元にあった2mm厚の段ボールで、八の字を止めて小判型(上写真右、実測R65mm)にしましたが、板厚のせいか時々脱輪します。ガードレールを設置しないと転落事故が起きかねません。参考にしたサイトの1mmから1.5mmくらいが良さげです。

Photo_6

  段ボールのザラツキが丁度いい感じで走行は滑らかです。道路を印刷した紙を貼りたいですがスリップし易くなるので、印刷に不向きな粗い表面の紙が適している様です。

2017年5月 7日 (日)

バスコレ

鉄道模型市でバスコレの話題が出ていました。検索してみたらこんなサイトが....
面白そうなので買ってしまいました。

16f506

コントロール基板にはPICが乗っています。バス停で停車する為の磁気センサーが在るらしいのですが、基板を外さないと分かりません。

車体はホイールベースが違うBM-01とBM-02対応が2台セットになった、富士重工業7E/新7Eをゲット。だけど新7Eはセンターポールが邪魔して動力ユニットを組み込めません。

7e

「対応」という曖昧な表現なので、メーカーの責任が及ぶ範疇では無いのかも知れませんが、流石DCC否定派とあって改造に関する事には気配りしないのかと、つい嫌味を言いたくなってしまいました。今後、追加の車体は購入せずペーパークラフトにしようかと思います。

DCCで鉄道模型とどう混在させるか思案中です。