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コントローラ

DCCコマンドステーション関連

2018年8月11日 (土)

ミント缶Ⅳのケース その2

本命ALTOIS缶の例

  金属加工ですが板厚が薄いので穴明けやヤスリ掛けにさほど時間を要しません。むしろ油断して削りすぎに注意です。所要の寸法で丸穴を開けフィーダコネクタだけヤスリで角穴に加工します。一番面倒なのが上蓋の切り欠きなので、蓋が締まらなくてよければ省略します。 pdfファイル

Mintcan_template

Mintcan_template_2

ミント缶Ⅳキットの部品構成

  ALTOIS缶収納を前提に部品を選定します。117中樹脂ケース収納と部品の共通化は不可能です。樹脂ケース収納はサポートせず、推奨ケースはALTOIS缶のみとして部品を準備し、近々に頒布を開始する予定です。キットの頒布価格は4,100円で旧版より1,000円アップです。

2018年8月 8日 (水)

ミント缶Ⅳのケース

ミント缶Ⅳ基板をケースに収納する

  ミント缶コントローラに限らず、やっぱり基板むき出しのままでは操作性も精神衛生上もよろしくない様で、ケース収納を検討しました。推奨ケースは勿論ALTOIS缶ですが、入手性と加工に多少難ありなので樹脂ケースの収納を提案します。
  ケース加工を外注すると原価が3倍に膨れ上がります。ミント缶は安いだけが取り柄のコントローラにはしたくありませんが、あまり高額にすると入門用としての役割が怪しくなります。メーカー製のアナログパワーパックと同じ価格帯を維持して、DCCは高いという概念を払拭したいと考えています。

OLEDのピンヘッダー

  AliExpressで入手しているSPI版OLEDですが、予め7Pのピンヘッダがハンダ付けされています。標準のピンソケットに取り付けると基板面からの高さは13.5mmです。ケースの上にタクトスイッチが顔を出す様に基板の位置を決めるとOLEDが当たって蓋が締まりません。

10mmh

  秋月電子にはロープロファイルソケットなるものが販売されています。高さ5mmと3.5mmがありますが、5mmH(写真上)はコンタクトの向きが違っていて14ピンをカットすると7ピン一個しかとれません。これでは大量の廃棄物が出てしまうので分割可能タイプの3.5mmH(写真下)を使います。

Lowprofile

ここで大きな問題はOLEDのピンプラグを2.5mmの長さにカットしないといけない事です。更にカット面にバリがあるとソケットに入り難くなり、またコンタクトを傷つける心配もあります。組み立てキットには致命的で頒布を先送りしています。

6mmh

樹脂ケースに収納する例

  秋月電子で入手出来る西務良製の117中を加工する型紙です。

型紙をダウンロード

Template

  型紙を切り取ったら線を山折りしてケースに入れ、+の位置にポンチを打ちます。プリント基板の寸法精度と部品実装の関係で±0.5mm程度の誤差が出ます。先ず速度調整ボリュームの穴を開けてケースに収め、下穴との位置ずれを確認すると安心です。
  ボリューム穴で重要なのはシャフト下の小さな回転防止爪です。基板固定なので回転防止は不要なのですが、ここの穴を開けないとナットで固定した時に基板後部が浮き上がり、フィーダコネクタが型紙の位置と合わなくなります。
  実際に組み込んでみると電源スイッチは浮かしてハンダ付けしないと頭が出ません。

Mint_117t

2018年7月27日 (金)

ミント缶Ⅳにオプションモードを追加 その2

総括アドレス

  デコーダのCV19に7ビットのデータを書き込むと、その値をアドレスとして総括運転モードになります。この機能をミント缶Ⅳのオプションモードに追加しました。直接CVに書き込むのでは無く"Consist Control"パケットを送って、実際の動作はデコーダに任せる仕組みです。

Consist_mode

Lenz Silverでテスト

  アドレス3とアドレス4の機関車にそれぞれ総括アドレス5を書き込むと、以後は2台の機関車をアドレス5で同時運転出来ます。NMRA STANDERDにはCV19のMSB(bit7)で総括する進行方向を決定するとの記述がありますが、Lenz Silverはこれを無視していずれも双方向で動きました。ファンクションはNMRA規格上デコーダ自身のアドレスに応答する規定ですが試していません。ファンクションも総括したいときはCV21,CV22を設定しますが、Lenz SilverにはこのCVが存在しません。Lenz Goldには実装されている様です。

総括アドレスの取り扱いに注意!!

  総括アドレスが設定されているとデコーダアドレスでは動かなくなります。総括アドレスを0にすると総括モードを解除しますので、総括運転を終了したら即解除する事を強くお勧めします。これを忘れると、後でCV1のアドレスが合っているのに動かず悩む羽目に会います。入門用途のミント缶Ⅳとしては、かなり危険な機能と言えるかも知れませんが、DCCの奥深さを知ってもらうには面白い機能かなと思い敢えて追加しました。

スマイルデコーダの対応は?

  NmraDccライブラリを使用しているスマイルデコーダにはこの機能が有りません。ライブラリを眺めても該当する関数は見当たりませんでした。総括する機能をCVであれこれ設定出来るのでスマイルデコーダ向きかなと思っていたので残念です。但しNmraDccライブラリでは該当するパケットを Reserved扱いにしているので、改造はさほど難しくは無さそうです。

2018年7月26日 (木)

ミント缶Ⅳにオプションモードを追加

CV書き込み

  ミント缶ⅣでもCV書き込みモードを残していますが、積極的なアナウンスは行わない事にします。理由はDesktopStationさんの記事の通りです。ミント缶Ⅳは大幅に価格がアップします。そこにCV読み出し機能を追加したら、価格面で入門者用の役割を果たせなくなります。そこで代わりと言っては何ですがOPS CV書き込み(動作モードCV)を追加しました。
  [SEL]ボタン長押しでオプションモードに入ります。対象のLocoアドレスを決めたらOPT:のオプションを選択します。[▽]ボタンを押すと、ついでに追加したコンシスト制御モードに変わります。下の画面はOPSモードです。

Ops_mode

OPS CV書き込み

  走行中にCV値の書き変えが出来ますので、分かり易いCV3(加速)とCV4(減速)をLenz Silverで実験しました。結局どちらも一旦停車しないと分かりませんが、CV値を読み出して確かめなくても書き込んだ結果を体感する事が出来ます。
  スマイルデコーダはOPS書き込みを考慮していないのでAck動作で一瞬モータスピードが上がります。これはまずいなと思ってNmraDccライブラリを眺めていたらnotifyServiceMode()と言うコールバック関数を見つけました。これをスマイルデコーダのスケッチに追加します。

boolean gSvcMode = false;

extern void notifyServiceMode(bool svc)
{
  gSvcMode = svc;
  #ifdef _DSFOX
   Serial.print("notifyServiceMode "); 
   Serial.println(gSvcMode); 
  #endif
}

void notifyCVAck(void)
{
  if(gSvcMode)
  {
    MOTOR_Ack();
  }
}

  これでOPS書き込みの時はAck応答せずに済みます。CV値はnotifyCVChange()関数内で変数を更新して直ちに動作に反映させます。

extern void notifyCVChange( uint16_t CV, uint8_t Value)
{
  if(!gSvcMode)
  {
    switch(CV) {
      case CV_ACCRATIO:
        gCV3_AccRatio = Value;
        break;
      case CV_DECCRATIO:
        gCV4_DecRatio = Value;
        break;
    }
}

  一番効果を実感出来そうなBEMFパラメータで走行中の変化を確かめたいですが、テスト環境が整っていません。DesktopStationさんからお借りしているロクハンのセットとスーパースリムで試しましたが、この程度の傾斜ではEMFオフで何の問題も無く走行して、効果を体感するには至りませんでした。

Rokuhan

 

2018年7月21日 (土)

ミント缶Ⅳの画面デザイン その2

画面の遷移

  液晶画面が小さくて見難いと悪評なミント缶Ⅳですが、サイズは変えられないので機能別に表示を分けて1画面に表示する文字数を極力少なくしました。SEL+△ボタン、SEL+▽ボタンで画面を切り替えます。

Oled_tramsfer

  ファンクションモードでは2つのボタンでそれぞれ0から28までを選択、アクセサリモードとルートモードはファンクションボタンをDiv(分岐)とStr(直進)にアサインします。アクセサリアドレスは4桁各数値を△▽ボタンで選択して最大2044まで使用可能です。ルートは1から25まで、各ルートに10通りのアドレスを登録する事が出来ます。

4桁アドレス登録

  Fxボタンを押しながら電源オンで4桁アドレス登録モードにします。Src番号(元アドレス1 - 50)を選んでDist数値(アドレス1 ー 9999)を登録する事が出来ます。登録したアドレスはFnボタン(CVW)でデコーダへの書き込みも出来ます。ミント缶にはCV読み出し機能がありませんので手動でCV29に既知の値を設定してください。2桁←→4桁のアドレス変更を行わなければCV29の書き込みをパスする事も出来ます。

LongaddressLongaddresswrite

新しいスケッチ

  DesktopStationサイトの[Wiki] - [有志のスケッチ]にr0.1をアップしました。ミント缶Ⅳ頒布試験にご協力頂いている方々、お手数ですがスケッチを更新してお試しください。

2018年6月23日 (土)

MMモードのテスト

派遣社員

  DesktopStation社から派遣されたメルクリンですが、長い間自宅待機の状態でした。壊れたThinkPadのACアダプタが16V3.5Aと好都合で、ようやく出勤してもらう事が出来ました。

Mintcaniv

ミント缶ⅣのMMモードをテスト

  旧ミント缶では動作報告がありましたが、大幅にスケッチを書き変えたミント缶Ⅳで未だ試したことが有りません。頒布試験にご協力頂いたMZIさんが先行して動作確認されましたが、遅ればせながらやっと私も動かす事が出来ました。
  MMモードの知識が全く有りませんが、やはりmarklinには敬意を払いたいので、皆様のご協力を得て少しずつテスト環境を整備して行こうと思います。

2018年6月22日 (金)

ミント缶Ⅳの画面デザイン

SPI制御OLEDのトラフィック

  OLED表示の評判が思わしくないのでデザインの変更を検討します。試作で使った秋月のI2C版はDCCパケットが間欠してデコーダにリセットが掛かってしまいますので、量産試作はAliExpressで見つけたSPI版に変更しました。それでも16x8ドットの縦倍角フォントで4桁アドレスを更新すると約3msec間パケットが停止します。

Longaddress_display

画面を改善

  SPI制御のトラフィックでこれ以上大きなフォントは使えませんので、画面の表示を工夫して多少なりとも見やすく出来ないか試します。ファンクションとアクセサリを頻繁に同時操作するケースはほゞ無い事を前提に、両者の表示を別画面にして表示量を減らしてみました。SEL+▲ボタン押しでルート表示とファンクション表示を切り替えます。

Mode_fn

Mode_route

  行間が広がって見やすくなったと思いますが如何でしょうか。ロコ関係はそのままで、ルート表示だけの書き替えですが約6msec間パケットが停止しますので、画面左右を半分ずつメインループの100msecインターバルで時分割表示しました。動体視力の良い人は気が付くかもしれません。

Partial_display_interval

1回の表示は3msec以内に収まっています。

Partial_display_time

2018年6月20日 (水)

頒布試験募集を終了しました

頒布試験応募御礼

  頒布試験にご協力頂きありがとうございます。募集開始当日の深夜と翌早朝で在庫切れとなりました。ご希望の件数とその速さに驚いています。
  SPI I/FのOLEDが一般的でなく、AliExpressの発注で次回納期が7月以降のため、ご応募にお応え出来なかった方には大変申し訳ございませんでした。試作や実験などで気前よく使ってしまい、正確な在庫数を把握していませんでした。反省してます。

ミント缶Ⅳ改善案

  既に、改善すべきご意見(所謂ダメ出しですね^^ゞ)を寄せて頂きました。

  1. ポイントアドレスが99まで
  2. 文字が小さい
  3. 動作の設定変更機能が必要では
  4. ミント缶以外の専用ケースが無い
  5. CVの書き込み
対策として
  1. AccをRouteに変更して、ロコアドレスの様に4桁アドレスをルート設定する
  2. 100均の拡大眼鏡を買ってください
    作っている本人が一番困っています。入門用として若い人達にも使って欲しいです。
  3. SELボタンは長押し動作にしてるのでメニュー表示は可能
    何を設定変更するか考え中です。取り敢えずルート設定でしょうか。
  4. 見た目とコストのせめぎ合いで私には難しい課題
  5. ロングアドレス設定モードにアドレス書き込み画面を追加
    CV書き込みモードは入門者には触らずに済む様にします。操作は複雑になりますが、取説を読みながら書き込んで失敗するよりマシかと思っています。

  難しいスケッチになりそうで、只今机上で落書中。未だアルゴリズムが浮かんできません。

2018年6月17日 (日)

ミント缶Ⅳ頒布試験募集

ミント缶Ⅳ頒布試験モニター募集

  表示をOLED化して4桁アドレスに対応したミント缶Ⅳの量産基板が出来上がり、無事試作組み立てが出来ました。

Mint4_pcb

試作スケッチは1~50のプライマリアドレスに1~9999のアドレスを登録する事が出来ます。ファンクションは2つのボタンに0~28を割り当て、ポイントアドレスは1~99を選択可能です。動作も問題なさそうなので頒布キット試験モニターを募集します。有償ですが頒布開始に向けた試験にご協力頂ける方、下記アドレスにタイトルを「ミント缶試験協力」としてメールでお申し込み下さい。

Email

  量産品の部品キット頒布価格は送料別で4,000円前後の予定ですが、試験評価品は送料込みで3,000円とします。量産部品の仕入れ資金不足の状態なのでご協力をお願いします。在庫部品が少なく数量限定ですので、ご協力頂ける方は早目にお願いします。
  スケッチはシリアル端子で更新する事が出来ます。USBシリアル変換器をお持ちでない方はDesktopStationショップで購入する事が出来ます。ミント缶Ⅳの解説はDesktopStation Wiki内の「ミント缶DCCコントローラⅣ」リンクページをご覧ください。

  以上、ご応募をお待ちしています。

追記

  予想を超えるご応募を頂きました。部品在庫が不足して、私の活動能力も超えていますので一旦募集を締め切ります。大変勝手ではございますがご理解の程お願い申し上げます。

  ご意見は「デジタル鉄道模型フォーラム」の[コマンドステーション] - [ミント缶DCCコントローラ]スレッドに投稿してください。
尚、有償のミント缶試験に参加されない方や、ミント缶DCCコントローラの存在を始めて知ったと言う方も、上記フォーラムに登録して質問、疑問、ご要望など遠慮無くお寄せ下さい。

2018年5月 8日 (火)

ミント缶Ⅳ試作

ミント缶キットR1c完売御礼

  ミント缶DCCコントローラR1cが完売しました。皆様ご協力ありがとうございました。次回の出荷からミント缶Ⅳに変わります。

ミント缶Ⅳを試作中

  なんでⅣ(?)Ⅱ、Ⅲは何処へ行ったと思われるでしょう。その理由は、
1. アドレスを4桁に拡張した事を主張するためⅣにしました
2. ミント缶基板、実は初代、青色基板のR1、大幅コストダウンしたR1c、そして今回は4代目にあたります

Mintcan4

  カオスな写真です。ミント缶と呼ぶにはALTOIDS缶に入る事が必須ですが、入手し難い、加工が大変などでプラスチックケースに収納する方も多い様です。基板の長さを1mm縮めて秋月電子の117-中に納まるサイズにしました。頒布形態をどうすべきか未だ方向性が定まりません。

有機EL(OLED)

  世界最安を諦めOLEDを採用しました。他にも単価がかさむ部品があり、頒布価格は大幅にアップする可能性が高いです。

  表示をOLEDにしたらタクトスイッチが窮屈になりましたが、慣れとは恐ろしいもので一部を表示の左に移動すると動線が伸びて操作性に馴染めず、従来の位置のままです。但しF0をSELに変更したのについF0を押してしまうので、SELの位置を入れ替えました。

  OLEDは7セグLEDと比較して情報量が大幅に増えました。特に速度設定表示は助言を頂いてバー表示にしたらOLEDらしさが際立ちました。二段や三段表示にすればより細かなステップを表示できますが、難しそうなので見送っています。

Oled

複数アドレスのサポート

  残るテーマはアドレス切り替え時の速度設定です。アドレス個別にステップとファンクション情報を保持するにはメモリが足りません。ファンクションはビットに割り当てて少しダイエット出来ましたので、2アドレスだけでも共有できればと思っていますが未だアルゴリズムが出来ていません。

  基板CADをDS PCBに変更して最初のプロトタイプ基板はケアレスミスで失敗しました。作り直してうまく行ったらモニターを募集しますので、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。