ミント缶IV生存報告
ミント缶IV-R1.6
頒布停止が長引いて、もうミント缶は消えたと思われているかも知れませんが、R1.6の頒布に向け準備は進めています。大幅に変更したATMEGA328PのIO接続回路図にミスがあり、修正したガーバーデータをElecrowに送ったのはオーダープロテクトの前日でした。いつもは1週間程度で完成するのに10日を過ぎても届かず春節を迎えてしまいました。新型コロナウィルスの影響で春節が延長され基板の完成はいつの事か見当が付きません。手をこまねいていても始まらないので回路ミス基板をパターンカットしてR1.6のスケッチを作り始めました。
ミント缶IV-R1.6の変更箇所
- ATMEGA328PのIO不足を解消するため、電源投入時に一度使うだけのCABモード判定入力と、OLEDのリセット出力を一つのIOピンで共有
- パターン引き回しの都合でアナログピンを使っていたOLED制御ピンをデジタルピンに移動して、空いたアナログピンにCV読み出しの電流センサーIC(ACS711)を接続可能に
- ALTOIDSサイズ互換缶を付属
- ボリュームをダイヤル型に、フィーダ出力ユーロコネクタを垂直型に変更して、缶に穴あけせずに収納缶としても使用可能にした
- ボリュームの外付けも可能にするため、基板に切り欠きを入れた(固定はケースに穴開け)
オプション部品を別途頒布
部品代が大幅に増加するのでR1.6で追加する部品はオプションで頒布する事とし、R1.5以前と同額の4,200円を維持します。オプション価格は各々400円です。
- 電流オプション:CV読み出しが出来ます
- 外付けボリューム:ダイヤル型が使い難いと思われる方にお勧めします。ボリュームを固定する缶の穴あけが必要です。取り外しが出来るのでマスコン改造がやり易くなります。
- マスコン改造:興味のある方はチャレンジしてください。スケッチ書き込みとハンドルの製作はご自身でお願いします。
OLED表示変更
- 操作性が良くない二つのボタン同時押しを廃止し、使用頻度が低いOPSとコンシストアドレス書き込みのみSELボタン長押しを残しました
- 4桁アドレス登録とCV読み書きモードを分けて解り難さを改善し、ルート登録はアドレス登録モードに集約しました
- 文字の小さなアルファベットを減らして見易くしましたが如何でしょうか
基板に互換性が無いR1.5、R1.3以前に対応するスケッチも準備中です。スケッチの書き変えが出来る方はR1.6の表示や操作をお試しください。
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