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2017年9月

2017年9月15日 (金)

ロクハンに室内灯デコーダを組み込む

室内灯デコーダ

  前回のキハ52動力車改造は、yaasanさんの了解を得られたので、すっかり「やりたい放題モード」に入ってしまい、今度はキハ52トレーラ車に、DCC館の汎用室内灯デコーダ SmileFunctionLightを組み込みました。オーナー様の電子工作の楽しみを奪ってしまい、申し訳ございません。
  デコーダのサイズは145mm x 7.8mm、9個の角形LEDが並列に実装されていて、組み込む車両に合わせてLED1個分毎に基板をカット出来る構造です。LEDは白と暖白があり、キハなのと個人的な好みで暖白を選択しました。
  室内灯はPWMA出力なので調光が可能です。他にPWMBとデジタル固定出力が有ります。PWMBはヘッドライトに、デジタルはテールライトに使用しました。オリジナルのヘッドライト基板は双方向タイプなので、テールライトを独立させた基板をユニバーサルで手作りしました。

基板を加工する

  キハ52の内部に基板を載せるスペースは実測77mmに限られますので、この長さに合わせるため、スマイルコネクター側から4個のLEDをカット、そして反対側のDCC入力パッドをカットしました。幸いな事にパッドは2か所ありますので、一か所をカットしても支障は有りません。

Pcb_cut

  基板のボトム面にはトマランコンデンサ用の巨大なダイオードが!、あと2012サイズのデカップコンで車体が浮くので此れも撤去。

Parts

  トマラン回路が必要な時は外付けとし、デカップコンはトップ面にウレタン線で空中配線しました。一か所だけロクハンオリジナルの室内灯基板固定ボスとLEDが干渉しますので、LEDを撤去して1.2mmの丸穴を開けました。

Parts_move

スケッチを書き込む

  スケッチはスマイルコネクターをカットする前に書き込みます。スマイルデコーダの形状ガイドラインは、生みの親のスマイラーさんが公開されています。url=http://d.hatena.ne.jp/har_amc/20160517
基板の幅が9.8mmのカードエッジ幅より2mm狭いので、隙間を埋めるスペーサを低発砲塩ビ板で手作りです。紙の様にカッターで切り取る事が出来ます。

Spacer

室内灯点灯

  書き込むスケッチは、sfd5_light-master.inoをベースに手直しして、F0をヘッドライトに、F1を室内灯にしました。調光はDCC館ブログで紹介されている小田急5000系を真似て、ファンクションオンオフの繰り返しで行う方法にしました。

Kiha_light

void LightControl()
{
  static char state_room_light = 0;
  static char State_diff = 0;
  
// O1の処理 室内灯

  if(State_O[1][1] != State_diff) {
    switch(state_room_light) {
      case 0: 
        pwmWrite(room_light, Brightnes_low);
        state_room_light = 1;
        break;
      case 1: 
        pwmWrite(room_light, Brightnes_mid);
        state_room_light = 2;
        break;
      case 2: pwmWrite(room_light, Brightnes_hi);
              state_room_light = 3;
        break;
      case 3: 
              pwmWrite(room_light, 0);
              state_room_light = 0;
        break;
    }
    State_diff = State_O[1][1];
  }

注:室内灯を点灯させると、以降全くパケット処理が出来ない現象に遭遇しましたが、タイマー1のプリスケーラーを1/128に変更したら解消しました。パケット処理はタイマー0で影響は無い筈なので、タイマー1のカウントアップが頻発してMPUの処理能力が低下するのかもしれません。

2017年9月 3日 (日)

ロクハンにワンコインデコーダを押し込む

タイトルの通り『組み込む』じゃなく、まさに『押し込む』です。

スマイルスリムデコーダ

  ATtiny85で実験中のBトレ用のスリム841デコーダですが、Bトレ動力車に固定したまま車体を着せ替えるには、基板の幅を8mmに狭めないといけません。ロクハンの車両もデコーダの幅は8mmくらいとの情報が有りました。それなら共通で使えるかもと思い、yaasanさんからロクハンのキハ52をお借りしました。
  トラックとモータの配線がどうなっているのか、あれこれ弄っているうちに、モータの配線が切れてしまいました。yaasanさんは未だ此の事をご存じ有りません。事後承諾で申し訳ございません。

ワンコインデコーダを押し込む

  既にワンコインデコーダ4.1が接続されていましたが、配線を切ってしまったので、覚悟を決めて一旦動力カバーを外して中の構造を調べました。yaasanさんごめんなさい m(__)m。

  窓ガラスを押さえるリブが邪魔してデコーダを屋根近くまで押し込めず、車体が浮いています。ワンコインデコーダの両サイドに1mmの切り込みを入れると、ぴったり屋根裏に当てる事が出来そうです。基板の厚さを押さえるため、チップコンデンサのサイズを3216から2012に付け換えました。

Onecoine

DCC化配線

  集電の構造はシンプルでDCC化の配線は簡単です。先にデコーダを屋根裏に押し込む為に、1.27mmピッチのソケットで接続する事にしました。NEM651仕様にする予定でしたが、ヘッドライトの点灯は面倒そうなので見送ることにして、トラックとモータの4ピンです。

Decoder

結果は

   惜しくも0.5mm程車体が浮いてしまいました。もう少し薄型の3端子レギュレータが有れば良いのですが、残念です。

Kiha52

  ダミーで作ったブロックで確かめたら、幅7.8mm、厚さ3.6mmで収まりました。このサイズを目標にスリムデコーダを設計する事にします。

  ワンコインデコーダ4.1をお持ちで、Zゲージに興味のある方へ。

  • 切り込みを入れるとパターンの一部も切れます
  • 車体が浮きます
  • ライト点灯は難易度が上がります
  • ロクハンさんから室内灯付きのデコーダ内蔵車両が発売される予定です

以上の理由で残念ですが、現状ではロクハンにワンコインデコーダを組み込む事はお勧め出来ません。

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