Arduinoでもっと電子工作を
プロローグ
Arduinoはイタリアの有志達が「非技術系の学生でもデジタル電子工作ができる」事を目的に始めたプロジェクトです。安価なハードウェアとシンプルな開発ソフト Arduino IDEで世界中に広まりました。Arduino IDEは無料ですが、ダウンロードの際は寄付も可能です。
twaydccでは手軽に電子工作を始めるために、秋月電子の部品だけで出来るC-Sizeの基板を作りました。MPUはArduino nanoです。DCCコントローラ用の設計ですが、鉄道模型に限定せず興味のあるテーマで電子工作を楽しんでみては如何でしょう。
回路図、部品表はウェブページの3. C基板サイズDCCコントローラをご覧ください。
Arduino IDE 起動
Arduino IDEを起動して「新規ファイル」を実行するとsetup()とloop()が作られます。
void setup() {
// put your setup code here, to run once:
}
void loop() {
// put your main code here, to run repeatedly:
}
- setup()はマイコンを電源投入した時に一度だけ実行され、初期化等のコードを記述します
- loop()は繰り返し実行されるプログラム本体と言えるもので、一般的にはmsec単位で実行間隔をコントロールします。
新規ファイルの保存
新規ファイル名は自動的に、私の場合"sketch_apr09a"で日付が使われました。IDEのバージョンで異なるかもしれません。ファイルを保存すると"sketch_apr09a"ホルダが作られ、その中に同名のinoファイルが保存されます。ArduinoではMPUに書き込むオブジェクトをスケッチと呼び、コンパイルやマイコンボードへの書き込みは「スケッチ」メニューから行います。
Lessonへ
次回からinoファイルにプログラムコードを記述して実際に動かしてみましょう。
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